新型コロナウィルスの影響

2020年3月22日


3月20日からの三連休は、天気も良く暖かでお花見日和でした。
しかし、新型コロナウィルスの影響で自粛ムードの中、
団体で出かけることは少なかったようですし、
今年の桜の花びらの色は気温が高かったせいか
いつもより白っぽいですね。

何より早期に新型コロナウィルスが収束してもらいたいものです。


ところで、新型コロナウィルス拡大に伴い、建材、設備メーカーが
中国から調達している部品の供給が遅れています。
関係するメーカーが2020年2月上旬、納期が遅延する恐れのある品目を
販売店に伝えたところ、それらに通常の数量を大幅に上回る注文が殺到。
供給が追い付かず、受注停止するメーカーが続出しました。

中でも深刻なのは、ウォシュレット付きトイレ、IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機です。

パナソニック、リクシル、TOTOの3社が2月18日以降の受注を一時停止したり
納期を遅らせています。
そして、中国から部材を調達していないメーカーにも大量の注文が流れたことで、
納期が延びる製品が出ています。

この状況の中、国交省は消費税増税後の景気対策として導入した
「次世代住宅ポイント制度」にも対策を講じました。
建材、設備の納期遅延によって着工が遅れる場合は、
制度の対象となる住宅の着工期限を2020年3月から3ヶ月延ばして
6月末までとしています。

シロアリ被害

2020年3月8日


新型コロナウィルスで世界中がパニック状況です。

私も先週、宅地建物取引士の免許更新のために横浜の馬車道に電車で行って来ました。
驚いたのは電車に乗っている乗客の人数でした。
朝8時前に事務所を出て相模線に乗るといつもの1/3程でした。
横浜までの東海道線、桜木町までの京浜東北線も1/3程でした。
講習会場に着くと急きょ中止となり、自宅学習の後レポート提出ということで手続きを終え、
馬車道から東急みなとみらい線に乗車したら1車両に10人程しか乗車しておらず、
これまた新型コロナウィルス対策とは思いながらも、ちょっと寂しい感じがしました。
経済活動も停止してしまうので、早めの収束を願うばかりです。

ところで、最近戸建て住宅のシロアリ被害の様子が以前とは様変わりしてきました。
ベタ基礎が普及する前と後で、シロアリ被害の発生する場所が変わったと指摘します。

例えば、布基礎を採用した築35年の住宅のリフォーム工事で見つかった蟻害は、
在来工法の浴室をシステムバスに交換するために壁をはがしたところ、
根元をシロアリに食われて宙に浮いた状態が現れました。

一方ベタ基礎を採用した築18年の戸建て住宅をリフォームした際に発見したものは、
玄関周りに被害が集中していました。
玄関扉の木製枠に接している造作材を触ったところ、柔らかくて手ごたえがなかったため、
居住者の了解を得てはがしたところ、シロアリの被害が玄関扉の上端まで達していたそうです。

この二つの事例を比較して、布基礎を採用した時代の住宅では、浴室やキッチンなど
水回りで蟻害が発生することが多かったのに対し、ベタ基礎を採用した最近の住宅では、
玄関周りで蟻害が発生するケースが多いのです。

そろそろ、暖かい春。桜のお花見の季節です。
羽アリに注意しましょう。

水回りの良好な温熱環境の実現

2020年2月26日

日曜日に久し振りに塔ノ岳に登ってきました。
快晴でしたが、気温が少し高めだったので
相模湾の海方向のロケーションはスッキリしませんでした。
でも、富士山・南アルプス方面はスッキリ見え、心の中のモヤモヤを吹き飛ばしてくれました。
来月は桜の花見が出来そうな所へ出かけようかと思っています。

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ところで、ベターリビングは
住宅関連事業者向けに「水回りの良好な温熱環境の実現に資する製品リスト」をまとめました。

学識経験者やメーカーなどで構成する研究会を設置し、
改修工事で建材・設備を選定する際の具体例として作成。

国土交通省によると、国内の住宅ストックの37%は断熱性能が1980年基準相当にとどまります。
これらの住宅では、特に水まわり空間の断熱、気密が不十分です。
住まい手が高齢になっていることも多く、ヒートショックなどによる健康被害が懸念されます。

リスト作成に当たっては、ヒートショックの予防などを目的に、
水まわりの温熱環境の「水準案」を設定。
浴室や脱衣室、トイレなどの水まわりで18℃以上の「作用温度」を確保し
浴室や脱衣所の床面を素足でも冷たくないようにするといった内容です。

作用温度とは、人体に対する温熱環境の効果を評価する指標。
簡易的には「室温」と「床・壁・天井などの表面温度」の平均で示せます。

リストには窓と断熱材、浴室ユニット 暖房関連機器、給湯設備の5分類について
その水準案を満たすことが期待できると判断した建材・設備を掲載し
製品掲載の考え方や水準案の詳細は同時にまとめた「水まわりの良好な温熱環境の実現に資する製品ガイド」で解説。

リストとガイドは、ともにベターリビングのホームページで確認できるということです。

解体工事で飛散するアスベストへの対策

2020年2月16日

朝からの雨降り。
打ち合わせに新横浜駅の近くまで行って来ました。
軽トラックで行くか乗用車で行くか少し迷いました。
軽トラックの場合、駐車スペースが小さくて済むため、車を停める場所を探しやすく
脚立やハシゴ等を積んで行けるので便利です。
しかし、今日の雨は激しい降りなので乗用車で伺う事にしました。


ところで、国は古い建物の解体工事で飛散するアスベストによる健康被害に関して
現行の規則に定められた工事前の調査や届け出などの規則を見直し、
厚生労働省が2019年12月に有識者を集めて開催した会合で方針を固めました。

現行の規則では、石綿が吹付けられている耐火建築物や準耐火建築物など
アスベストが飛散しやすいビルや工場の建物の工事に限って
工事開始前の届け出を義務付けています。

これに対して見直し案ではアスベストの使用・未使用に関係なく
解体なら「建築物の床面積の合計が80㎡以上の工事」、
改修なら「請負金額が100万円以上となる工事」を対象に挙げました。

新たな対象には、戸建て住宅の解体やリフォームも含まれそうです。

厚生労働省は、見直し後の規則を20年度内に公布、施工する意向だそうです。

今後もアスベストの健康被害に関し、注目していかなければなりません。

木材利用の更なる促進へ

2020年2月2日

今日は天気が良いので大山にでも行こうと思っていましたが
朝急に気が進まなくなってしまい、延期にしました。
気温も比較的高めで良かったのですが
心のどこかに準備不足かな・・・という思いがあったのだと思います。
朝事務所へきて、登山靴・ストックの点検整理をして、次回に備えました。


ところで、国土交通省は1月17日「中規模木造庁舎の試設計例」を公表しました。

2010年の公共建築物等木造利用促進法の施工以来、
低層の公共建築物の木造化率は着実に上昇しており
近年では民間を中心に中大規模建築物の木造化事例も増加しつつあり
こうした状況を踏まえ、同省は4階建て・延床面積3000㎡、耐火建築物の中規模木造庁舎について
軸組工法およびCLTパネル工法で設計する際の課題や配慮すべき事項などを把握するために
有識者らによる検討会の意見を踏まえて試設計を実施しました。

今回公表された試設計例は、建物の両端に耐震壁等の水平抵抗要素を配置し
中央に大部屋形式の事務室を有する中規模木造庁舎の平面計画となっています。

また、構造設計として、防火上有害な変形等を生じさせないための建物の変形の制御や
CLTパネルの接合部の検定等がなされた上で
工事費の概算といったコスト検討に関するポイント等も紹介されています。

国交省は、今回の試設計例は今後の木造建築物の計画、設計に際して参考になるものであり
公共建築物のみならず、民間企業等においても広く活用され
木材利用の更なる促進につながるとしています。


では、新型コロナウィルスには充分注意してお過ごしください。

気温・湿度の上昇によるカビの増加

2020年1月19日

朝、雨戸を開けると目に入る大磯の高麗山から箱根・丹沢の山々、
そして中央に富士山の雪景色。
いつ見ても、朝日のあたる姿は感動します。
何か良い事がありそうな1日の始まりでした。


ところで、夏季の結露とカビの被害が最近急増しているようです。

増加の一因と考えられるのは、平均気温や湿度が上昇傾向にあること。
こうした傾向が今後も続けば、被害はさらに増えると予想されます。

19年夏にカビ調査で出向いた築10年の木造住宅では、
間仕切り壁のクロスに黒いカビが発生したということです。

壁を開けて内側を覗くと、石膏ボードの裏側にある柱や間柱などにも
大量のカビが付着していて、カビは2階壁の上部に集中しており
原因は小屋裏にあるだろうと判断。

小屋裏換気部分に不良があると疑い確認してみたところ
軒先にある換気口が遮熱シートで塞がれていたそうです。

このカビが発生したメカニズムは、
まず、小屋裏に充満した水蒸気が間仕切り壁内へ移動。
壁面の石膏ボードが吸湿し、夏季にエアコンを入れる事で結露が発生したと考えられ
結果、結露水によりクロスにカビが発生したものでした。

カビが発生した原因は分かったが、調査で疑問に感じたのは
新築当初からではなく、なぜ築10年経って初めてカビが発生したのかという点で
住人の家族の住まい方に大きな変化は無いということです。

一因として考えられるのは、夏季の温度や湿度の上昇です。

例えば、東京の温度は、気象庁のデータを見ると
ここ10年ほど上昇傾向にあり、温度が上昇するとエアコンを入れる頻度が高まります。

水蒸気量も多くなっているので
結露が発生する頻度や、その発生量が増えたと推測できるようです。

今後、このような事例は多く出てくると思われます。

対応方法を身につけておく事が大切です。

台風による風災の原因は・・・

2020年1月13日

正月明けて6日からあれこれと動いています。
毎年恒例のどんど焼きが昨日行われて、心身共に正月気分が抜けました。
何といっても今年は東京オリンピック!
運良く当選したので、私も8月5日新国立競技場へ行けそうです。
各選手の活躍を身近で見れるのが楽しみです。


ところで、2018年の台風21号と昨年の15号・18号が甚大な風災をもたらしたのは何故か。
台風に詳しい防衛大学の小林文明教授に聞いた話です。

2つの台風が猛烈な風と甚大な被害をもたらしたのは、強い勢力で上陸したからで、
上陸時の中心気圧は台風21号が950hPa(ヘクトパスカル)、15号が960hPaと危険なレベルでした。

これらの台風で観測した50m/sを超える最大瞬間風速は、竜巻のF2スケールに相当し
巨大な竜巻が広範囲を通り過ぎたのと同じです。
風速が危険領域に入ったので、建物や工作物の被害が一気に拡大したということです。

温暖化によって気候が変わっているのは事実です。

90年代の前半までは気候が安定していましたが、90年代中盤から不安定になってきました。
台風でいうと、日本付近で1年中発生し、東北地方を立て続けに通過するなど
昔の教科書には書かれていない現象が見られるようになりました。

温暖化による海面温度の上昇や水蒸気の増加は、
台風や竜巻を発生させる積乱雲が生じやすい環境につながります。

将来の予想は難しいですが、これまで起きた災害が再び発生するのは間違いなく
温暖化によって、それがもっと増えるかもしれないと心構えしておいた方が良いそうです。

台風に関して諸説ありますが、
いつ何が起きても大丈夫なように備えておくのがベストですね。

風災対策を考える

2020年1月5日

新年 明けましておめでとうございます。

朝、雨戸を開けると うっすらと、、初雪かな・・・
新春らしい光景で、何か良い事の予感がしました。

昨日は、近くの山へ登ろうと麓まで行きましたが
昨年の台風19号で途中通行止めになっていたので、やむなく他の山へ登りに行きました。
冬の山は木の葉が無く、遠くまで眺めることができ、低山でも満足できるものがありました。


今年も昨年と同様、風災対策を考えなければと思っております。

風災から窓ガラスを守るには、飛来物の衝突だけでなく、風圧にも耐えなければなりません。
想定以上の風圧を受けると、シャッターのスラットがガイドレールから外れかねないからです。

日本シャッター協会は窓シャッターが耐えるべき風圧の基準を
サッシの規格値の半分と想定し、等級表示はその考え方に沿ってサッシに連動させているということです。

シャッターメーカー各社は最も上の等級である最高圧力1200㎩の耐風圧仕様の製品を既に販売済みです。
ただ、3階部分の開口部に相当する高さ6.9mで受ける風圧力を
2000年の建設省告示で試算すると
地表面粗度区分Ⅱでは、1200㎩を大きく上回る負圧を受けるようです。
地域によっては、より安全側の性能を見込む必要があるといえます。

YKK、LIXIL、三和、文化のシャッターメーカー各社は
耐風仕様の性能値を具体的に表記する方針だそうです。

このように、今後、建物の窓回り等は
省エネ性と共に耐風圧性に関しても注目されていくと思います。

備えあれば憂いなしです。
早めの対応を考えたいものです。

火災保険

2019年12月21日

12月に入り、比較的暖かい日が続いて、大掃除するには助かります。
油断していて急に寒くなった時は、建物の中で冷たい風に当たらないように片付けをし、
日が照って暖かくなったら建物の外をやろうと思っています。
毎年の事ながら大掃除をしないと一年が終わった気がしません。


ところで、今年は昨年に続き台風被害が多かった年でした。
風災被害の修繕費用は火災保険を利用できます。

保険会社の話によると、
まず火災保険に加入しているかを確認し、保険に加入していれば
保険対象の構造物が風災によって物理的な損害を受けたことを証明できれば
保証の対象となります。

ただし、保険金で実損額全てを賄えるとは限らず、
契約時に定める免責額(0~10万円)、もしくは古い商品でよく見られた「補償対象となる損害の最低額」が実損額から差し引かれるからで
「補償対象となる損害の最低額」が20万円の場合、実損額が20万円を下回ると保険金はゼロになるそうです。
損害が生じていても保険金の支払を受けられない事例で、
こうしたケースは少なくないという事です。

修繕費用の見積り額が免責額もしくは「補償対象となる損害の最低額」を上回らないと
保険金が支払われる見込みはないそうです。

また、保険会社は一般に「修繕」は「損害を受けた箇所を被災前の状態に戻す」と定義し
「損害額」は「原状回復に必要な費用」とみなすそうです。

それ以外の工事は修繕とは認めないこともあるということです。

今後も災害が発生するかもしれませんが、災害がこれだけ身近になってきた近年
常に災害に対して適応できるようにしていきたいと思います。

それでは、良いお年をお迎えください!

高齢社会白書

2019年12月16日


朝起床してストレッチとラジオ体操を始めてから20年程になります。
冬の寒い朝はベッドから離れるのが辛くて、ストレッチをさぼることも時々あります。
それでも、何となく続けていられるのは、健康を維持して山登りを続けたいと思うからです。


ところで、内閣府が公表した高齢社会白書では、全国の60歳以上の男女を対象として
住宅や生活環境と日常の活動状況等に関して調査しているということです。

将来の住まいに関して「不安と感じていることがある」という人が、全体の26.3%を占め
60~64歳では33.5%、65~69歳では32.2%と年齢が若いほど割合が高くなる傾向にありました。

このうち、持ち家に住んでいる人の具体的な不安については、
「虚弱化した時の住宅の構造」が29.7%
「住宅の修繕費等必要な経費を払えなくなる」が26.5%となっています。

厚生労働省によれば、日本の平均寿命は女性87.2歳、男性81.25歳となっています。
60歳で定年を迎えたとすると、そこから20年を超えるセカンドライフを自宅で過ごす事になります。

一方で、住まいのバリアフリー化や、古くなった設備の交換、
住環境を改善するための断熱リフォームといったリフォームを実施したくても
長期的に見て蓄えを維持しておきたいとの考えや
あるいは既存の住宅ローンなどでは年齢制限等があることから
リフォームに踏み切れないということがあります。

一般的なリフォームローンでは、完済年齢は80歳・返済期間15年が一般的なタイプです。
なかには、完済年齢90歳・返済期間最長35年までというローンも出始めたということです。

今後の成り行きに注目していきたいと思います。

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