断熱・気密性能向上による便益

2016年11月28日


朝 家から出ようとした時 携帯電話を忘れているのに気付きました
リビングのいつも置いておく場所に無いので少し焦りました
落ち着いて 朝起きてからの行動を思い出しているうちに
はたと思いついたところがあって見たらありました。
洗面所の収納に掛けたジャージの上着のポケットの中でした
収納の扉を閉めると マナーモードも聞こえないのには驚きました

ところで
住宅の断熱・気密性能向上へ向けて
高断熱・高気密化による健康維持がもたらすNEB(光熱費以外の便益)
を考慮することは大切なことです。
戸建住宅への転居を経験した住まい手の有病状況から
断熱・気密性能向上のNEBを評価した調査によると
住宅の高断熱・高気密化による疾病予防で得られた便益は
中所得世帯で一人当たり年2万7千円。
これを考慮した場合、高断熱住宅への投資回収年数は
約29年から約16年に短縮されることが分かったそうです。
また、防音・遮音性の向上など
健康維持以外のNEBも考慮されていないことから
これらを含めた場合
住宅の断熱・気密性能向上への投資は
さらに有意義なものと言えるようです。

(一部 新建ハウジングより)

ダンプネス(高湿度環境)と有病率

2016年11月24日


天気予報通り初雪が降りました
11月の初雪は54年振りだったとか
こんな日はあまり動きまわらず事務所で仕事を・・・と思っていたのですが
雪景色を見ながら横浜の県庁等へ電車で出かけました
電車の遅れもたいしたことが無く、8:30に出掛けて昼ごろには事務所へ帰ることが出来ました
私は雪国育ちなので雪を見ると動き回りたい気持ちが
心の片隅に残っているのかもしれません


ところで、住居内に発生する結露やカビに見られる「ダンプネス」(過度に湿度が高い状態)
の程度が重くなるほど、その家に暮らす子供の喘息やアレルギー性鼻炎に
かかるリスクは高くなるそうです

気候や立地などの外部環境に合わせて、結露、カビの発生を抑えるための
住環境性能を整備することが、それらの症状の予防対策になります

住宅の冬季における結露の箇所、頻度、カビの発生箇所によって評価したダンプネスの程度に
対する各種アレルギー疾患の有病率を調べたところ
ダンプネスの程度が軽い場合と重い場合の有病率では
アレルギー性鼻炎が2倍、喘息は1.7倍に高まることが分かりました

有病率と冬季の室内環境の因果関係については明確な分析結果がでていないものの
こうした傾向からダンプネスを防ぐための住環境整備が
子供の健康を守るための手段といえるようです
(一部新建ハウジングより)

屋根形状と雨漏れ

2016年11月20日


昨日は冷たい雨の中、現場見学会にお越し下さいました方々には感謝いたします
お客様の中には プランの打ち合わせに来られたご家族もおられて
楽しいひと時を過ごさせていただきました
今日は 朝一にお施主様のご家族が見えられて
壁紙等のことで打ち合わせをしました。
奥様のご両親も一緒で、田舎のことや世間話に花が咲きました

ところで、軒の出が無い住宅についての記事を読んでいて
雨漏れの発生確率が約5倍あるというので 少し書いてみます
JIO(保険会社)が、2010年7月から2016年6月の間で
保険金の支払いを認めた雨漏り事故案件を対象に
それぞれの雨水侵入箇所で、軒が出ているかどうかを調査した結果
雨水侵入箇所の71.8%が軒先ゼロ住宅という結果だそうです。

それでは、軒ゼロで事故が多いのは、具体的にどの部位なのか、、、。
「片流れ屋根」・「寄棟屋根」・「切要屋根」・「腰折れ屋根」の4つに分類したうえで
「軒」・「けらば」・「棟」の3つの部位で、どれだけ雨水侵入が発生したかを調査した結果
まず、屋根の形からみると
片流れ屋根が全体の75.8%と圧倒的に多く
さらに、雨水侵入箇所をみると、棟部分(頂部)が全体の半数以上を占めているという結果で
片流れ屋根の棟部が最も危険な箇所という事になりました
雨仕舞重視か形状重視か・・・重要なポイントなので、
設計・施工上 非常に気を使う部分です

結露とカビ

2016年11月15日


朝事務所に来て、今年の春にナメコを植菌したナラの木に
直径3から5cm程に大きくナメコが育っていて嬉しくなってしまいました
予定では来年の収穫なので少し驚きです
また、明日も楽しみです

ところで、結露やカビの発生は、アレルギー症状の要因として指摘させますが
洗濯物の部屋干しをする住宅では、その発生リスクが高くなるようです

水槽や観葉植物を置いた居間での部屋干しはさらに結露を発生させます
結露やカビの発生と関連が深い住宅、住まい方の要因について分析した調査によると
住宅の「築年数」が古いほど結露やカビが発生しやすく
また、戸建住宅に比べて気密性の高い鉄筋コンクリートのマンションの方が
発生リスクは高いそうです

調湿機能がある「木質系」や「塗り壁」の壁材は窓やサッシの結露発生を抑える一方
壁や床、天井、押し入れなどにカビを発生させる可能性もあるようです

住まい方の要因では「洗濯物」の部屋干しが居間において
結露やカビの発生リスクとなり、アレルギー性症状に影響する可能性があります
部屋干しする場合は結露とカビ対策として除湿機等を使用する必要があるので
家の使用にも細かい点に注意すると良いと思います

床下断熱と基礎断熱

2016年11月10日


寒い朝  雨戸を開け  ちょっと気合いを入れてデッキに出ると
思わず「寒い!」と声を出してしまう季節になりました
風邪をひかないようにしたいものです

アメリカの大統領選もトランプさんに決定し
静けさを取り戻した感じですが、とにかく世界の中心的役割を担っているので
暴走をしないで好景気にしてもらいたいですね


寒い時期になると床断熱にするか基礎断熱にするか迷うこともあります
床下空間は特に竣工直後から2年程度は基礎コンクリートなどの
保有水分が発散し高湿度になりがちです
さらに、床下空間は布基礎で仕切られており、直上の部屋の湿度性状の影響を強く受ける為
非暖房室と同様に、住宅北側の洗面室や廊下などの低温部分の床下で結露が発生する危険性があります

床断熱の場合は基礎パッキン等の換気口を設けることにより
床下空間は外気と地盤の影響を受け、住宅間の空調モードの違いに
あまり左右されない床下環境になります

基礎断熱の場合は上階の湿度と通年安定した地盤温度の影響を強く受けるため
住宅を部分的に暖房した場合は床下空間で湿度むらが生じ
建物の完成から1~2年程は表面結露が生じる場合があります

私の考えからするとコストを考えなければ基礎断熱のほうが
優れているかなと思います

住宅ストック循環支援事業

2016年11月6日


昨日今日の小春日和で
日中は寒くもなく暑くもなく爽快感を感じて過ごせました

長い間の雨やら、自分の足の怪我やらで
ほったらかしにしていた野菜畑を整理し耕しました

冬から春のブロッコリー、キャベツ、カブ、ホウレンソウ、小松菜、春ギク、大根
玉ねぎ、長ネギ等の種や苗を蒔いたり、植え付けたりしました
まだ、霜が降りていないので目が出てくると思うのですが・・・
1月過ぎが楽しみです


ところで、11月1日よりエコリフォームやエコ住宅への建て替え、
40歳未満による良質な既存住宅の取得の3つの補助制度からなる
住宅ストック循環支援事業がスタートしました

内容としては2014年度補正予算による省エネ住宅ポイントとほぼ同様で
実施したリフォーム工事の補助額の合計が30万円を上限に補助されます

省エネ住宅ポイントと異なる点としては
リフォーム後の住宅が新耐震基準を満たすことが要件となったほか
対象工事の一部追加や申請手続きを施工業者が実施する点
ポイント制ではなく全額が住宅所有者に補助される点。。。が挙げられます

なお、同事業は長期優良住宅化リフォーム推進事業など
国によるほかの補助制度との併用は
原則として出来ないことになっていますので、ご注意ください

雨漏れの原因・・・対策

2016年10月30日

10月最後の日曜日
朝のうち霧雨が降り 肌寒い1日の始まりでした

今日は10年程前に建てたアパートの1階の窓の上部枠から
9月の台風で雨が漏れたということで
職人と2人で ハシゴ・コーキング・雑資材を積んで出かけました

早速、2階のバルコニー部分を確認すると
後付けのバルコニーの床の上に、入居者が購入したとみられる
ウッドデッキ状の板が 床の上に並べられてありました
このウッドデッキ状の板が、雨漏れの原因だと思い
アパートのオーナーさんに相談して
ウッドデッキを撤去し、点検をすることにしました

ウッドデッキを除去すると 床下には小さいゴミが積み重なり
バルコニーの2か所ある排水穴をふさいでいました
職人さんに、掃除、排水穴の拡大、建物本体との接続ビスにプライマーを塗り
コーキング処理をお願いして
バルコニーが大雨でもプール状態にならないよう
排水パイプの末端までの点検をし終了

一つの問題として残るのは
吹抜け状の部分に、アルミのバルコニーの床を完成後取り付けたので
オーバーフローが取れない状況があります

この件から、バルコニーの床には
やたらに物を置かないように、整理しておくことが大切で
時々、排水口の穴の点検をしておくことが大切だと思いました

住宅ストック循環支援事業

2016年10月29日


昨日の冷たい雨も朝には上がりました
天気は曇りで今一つでしたが体を動かすには暑くもなく寒くも無くいい感じで過ごせました
もうすぐ11月で寒さ対策をと思っています

さて、今年度2次補正予算で措置された「住宅ストック循環支援事業」の
説明会が先週の10月18日に始まりました

同事業は既存住宅を市場で循環させる仕組みをつくるのが狙いだそうです
省エネ改修やエコ住宅の新築など以前行われていた「住宅エコポイント」とも
似ていますが、併せて耐震性能が低い住宅の更新も進める事業を対象に加えるなど
本格的な住宅ストックの循環型市場へと転換をはかる国の方針が色濃い事業になっています

リフォームは耐震性が必須になり
断熱改修や省エネ設備導入など、工事内容により5万円~30万円の補助が受けられ
特に耐震改修については30万円の上限とは別に15万円の加算があります

また、新築に対する補助も盛り込まれていますが
対象になるのは耐震性が不足している住宅を除去し
代わりにエコ住宅を新築する場合のみです

補助額は住宅の性能に応じて30万円~50万になります
弊社も11月に入り次第事業者登録をする予定です

制振システム

2016年10月22日


本格的な秋が到来したかと思ったら、肌寒さを感じた一日でした
8月に庭に仕込んでおいたキノコのマイタケが直径30cm近くなり
今朝、採取したので、「夕食にどうやって食べようかなぁ」と、楽しみです

さて、昨日は鳥取県で震度6弱の地震が起きました
日経ホームビルダーの11月号を見たら
熊本地震が発生する前の昨年10月に竣工した建物で
制振システムを採用した住宅について記事が目に止まりました

4月14日のマグニチュード6.5の前震と4月16日のM7.3の本震について
本震の際は、2階にある寝室で家族そろって寝ていたと言うAさん。

揺れが収まってから被害状況を確認したところ、室内は物がほとんど倒れていなかったほか
壁に目立つようなクラックも見当たらなかったということでした
翌朝、もう一度被害状況を確認したところ「不安定な台に乗せていたテレビが倒れていたのと
冷蔵庫が2cm~3cm動いていた」程度だったと言います

ところが、すぐ隣に建つAさんの実家では対照的に地震による惨状が広がっていて
棚が倒れ、あらゆる物が床に散乱し足の踏み場もない状況だったそうです

Aさんの家は存在壁量を計算すると耐震等級2を上回っていたと考えられて
耐震性能だけでは説明が付きにくい現象が起こっていました

一つは、室内の物がほとんど倒れなかった事です
制振システムは建物の変形量を抑えるのが特徴です
免震のように地震の揺れ自体を低減するものではありません
ただ壁が大きく変形しなければ壁際の家具などが押し倒されることも少なく
物が散乱しなかった事も説明が出来そうだという事です

私も「制振」「免震」については、かなり前から考えていましたが
免震についてはかなり高額だった為、あきらめていました
制振については様々なメーカーさんから性能、価格、施工等を確認はしていましたが
今後、家を長年守り抜いていくには重要になっていくと思います

建築でも古き良き日本文化

2016年10月19日


なかなか涼しくならないうちに、10月も中旬を過ぎました
テレビで紅葉情報を見ると、見に行きたい気持ちも高まりますね!

今年は台風が多かったので、鮮やかな紅葉は期待できないかもしれませんが・・・
丹沢のユーシン渓谷か、山梨の西沢渓谷の近辺に出かけたいと考えております

このところ素晴らしい紅葉を見ていないので今年こそは!!と思っています。


ところで、戦後木材が足りなかった時代は、柱や梁はどんどん小さくなり
金物を使わなければいけなくなったそうです
足りなかった頃はそれで良かったが、それを過ぎると質の時代になっていきます
やはり、木材の断面は大きくなってきている 今現在です
(一部新建ハウジングより)

これからは、戦前の伝統構法をどういうふうに
今の時代に合わせていくかという事も考え、今後CLT工法もオープン化されるそうです
新工法でも集成材でも日本の素晴らしい木造建築の心を忘れずに
家づくりに携わっていきたいなぁと思っています

ページの先頭へ

お問合せ・資料請求