床下断熱と基礎断熱

2016年11月10日


寒い朝  雨戸を開け  ちょっと気合いを入れてデッキに出ると
思わず「寒い!」と声を出してしまう季節になりました
風邪をひかないようにしたいものです

アメリカの大統領選もトランプさんに決定し
静けさを取り戻した感じですが、とにかく世界の中心的役割を担っているので
暴走をしないで好景気にしてもらいたいですね


寒い時期になると床断熱にするか基礎断熱にするか迷うこともあります
床下空間は特に竣工直後から2年程度は基礎コンクリートなどの
保有水分が発散し高湿度になりがちです
さらに、床下空間は布基礎で仕切られており、直上の部屋の湿度性状の影響を強く受ける為
非暖房室と同様に、住宅北側の洗面室や廊下などの低温部分の床下で結露が発生する危険性があります

床断熱の場合は基礎パッキン等の換気口を設けることにより
床下空間は外気と地盤の影響を受け、住宅間の空調モードの違いに
あまり左右されない床下環境になります

基礎断熱の場合は上階の湿度と通年安定した地盤温度の影響を強く受けるため
住宅を部分的に暖房した場合は床下空間で湿度むらが生じ
建物の完成から1~2年程は表面結露が生じる場合があります

私の考えからするとコストを考えなければ基礎断熱のほうが
優れているかなと思います

住宅ストック循環支援事業

2016年11月6日


昨日今日の小春日和で
日中は寒くもなく暑くもなく爽快感を感じて過ごせました

長い間の雨やら、自分の足の怪我やらで
ほったらかしにしていた野菜畑を整理し耕しました

冬から春のブロッコリー、キャベツ、カブ、ホウレンソウ、小松菜、春ギク、大根
玉ねぎ、長ネギ等の種や苗を蒔いたり、植え付けたりしました
まだ、霜が降りていないので目が出てくると思うのですが・・・
1月過ぎが楽しみです


ところで、11月1日よりエコリフォームやエコ住宅への建て替え、
40歳未満による良質な既存住宅の取得の3つの補助制度からなる
住宅ストック循環支援事業がスタートしました

内容としては2014年度補正予算による省エネ住宅ポイントとほぼ同様で
実施したリフォーム工事の補助額の合計が30万円を上限に補助されます

省エネ住宅ポイントと異なる点としては
リフォーム後の住宅が新耐震基準を満たすことが要件となったほか
対象工事の一部追加や申請手続きを施工業者が実施する点
ポイント制ではなく全額が住宅所有者に補助される点。。。が挙げられます

なお、同事業は長期優良住宅化リフォーム推進事業など
国によるほかの補助制度との併用は
原則として出来ないことになっていますので、ご注意ください

雨漏れの原因・・・対策

2016年10月30日

10月最後の日曜日
朝のうち霧雨が降り 肌寒い1日の始まりでした

今日は10年程前に建てたアパートの1階の窓の上部枠から
9月の台風で雨が漏れたということで
職人と2人で ハシゴ・コーキング・雑資材を積んで出かけました

早速、2階のバルコニー部分を確認すると
後付けのバルコニーの床の上に、入居者が購入したとみられる
ウッドデッキ状の板が 床の上に並べられてありました
このウッドデッキ状の板が、雨漏れの原因だと思い
アパートのオーナーさんに相談して
ウッドデッキを撤去し、点検をすることにしました

ウッドデッキを除去すると 床下には小さいゴミが積み重なり
バルコニーの2か所ある排水穴をふさいでいました
職人さんに、掃除、排水穴の拡大、建物本体との接続ビスにプライマーを塗り
コーキング処理をお願いして
バルコニーが大雨でもプール状態にならないよう
排水パイプの末端までの点検をし終了

一つの問題として残るのは
吹抜け状の部分に、アルミのバルコニーの床を完成後取り付けたので
オーバーフローが取れない状況があります

この件から、バルコニーの床には
やたらに物を置かないように、整理しておくことが大切で
時々、排水口の穴の点検をしておくことが大切だと思いました

住宅ストック循環支援事業

2016年10月29日


昨日の冷たい雨も朝には上がりました
天気は曇りで今一つでしたが体を動かすには暑くもなく寒くも無くいい感じで過ごせました
もうすぐ11月で寒さ対策をと思っています

さて、今年度2次補正予算で措置された「住宅ストック循環支援事業」の
説明会が先週の10月18日に始まりました

同事業は既存住宅を市場で循環させる仕組みをつくるのが狙いだそうです
省エネ改修やエコ住宅の新築など以前行われていた「住宅エコポイント」とも
似ていますが、併せて耐震性能が低い住宅の更新も進める事業を対象に加えるなど
本格的な住宅ストックの循環型市場へと転換をはかる国の方針が色濃い事業になっています

リフォームは耐震性が必須になり
断熱改修や省エネ設備導入など、工事内容により5万円~30万円の補助が受けられ
特に耐震改修については30万円の上限とは別に15万円の加算があります

また、新築に対する補助も盛り込まれていますが
対象になるのは耐震性が不足している住宅を除去し
代わりにエコ住宅を新築する場合のみです

補助額は住宅の性能に応じて30万円~50万になります
弊社も11月に入り次第事業者登録をする予定です

制振システム

2016年10月22日


本格的な秋が到来したかと思ったら、肌寒さを感じた一日でした
8月に庭に仕込んでおいたキノコのマイタケが直径30cm近くなり
今朝、採取したので、「夕食にどうやって食べようかなぁ」と、楽しみです

さて、昨日は鳥取県で震度6弱の地震が起きました
日経ホームビルダーの11月号を見たら
熊本地震が発生する前の昨年10月に竣工した建物で
制振システムを採用した住宅について記事が目に止まりました

4月14日のマグニチュード6.5の前震と4月16日のM7.3の本震について
本震の際は、2階にある寝室で家族そろって寝ていたと言うAさん。

揺れが収まってから被害状況を確認したところ、室内は物がほとんど倒れていなかったほか
壁に目立つようなクラックも見当たらなかったということでした
翌朝、もう一度被害状況を確認したところ「不安定な台に乗せていたテレビが倒れていたのと
冷蔵庫が2cm~3cm動いていた」程度だったと言います

ところが、すぐ隣に建つAさんの実家では対照的に地震による惨状が広がっていて
棚が倒れ、あらゆる物が床に散乱し足の踏み場もない状況だったそうです

Aさんの家は存在壁量を計算すると耐震等級2を上回っていたと考えられて
耐震性能だけでは説明が付きにくい現象が起こっていました

一つは、室内の物がほとんど倒れなかった事です
制振システムは建物の変形量を抑えるのが特徴です
免震のように地震の揺れ自体を低減するものではありません
ただ壁が大きく変形しなければ壁際の家具などが押し倒されることも少なく
物が散乱しなかった事も説明が出来そうだという事です

私も「制振」「免震」については、かなり前から考えていましたが
免震についてはかなり高額だった為、あきらめていました
制振については様々なメーカーさんから性能、価格、施工等を確認はしていましたが
今後、家を長年守り抜いていくには重要になっていくと思います

建築でも古き良き日本文化

2016年10月19日


なかなか涼しくならないうちに、10月も中旬を過ぎました
テレビで紅葉情報を見ると、見に行きたい気持ちも高まりますね!

今年は台風が多かったので、鮮やかな紅葉は期待できないかもしれませんが・・・
丹沢のユーシン渓谷か、山梨の西沢渓谷の近辺に出かけたいと考えております

このところ素晴らしい紅葉を見ていないので今年こそは!!と思っています。


ところで、戦後木材が足りなかった時代は、柱や梁はどんどん小さくなり
金物を使わなければいけなくなったそうです
足りなかった頃はそれで良かったが、それを過ぎると質の時代になっていきます
やはり、木材の断面は大きくなってきている 今現在です
(一部新建ハウジングより)

これからは、戦前の伝統構法をどういうふうに
今の時代に合わせていくかという事も考え、今後CLT工法もオープン化されるそうです
新工法でも集成材でも日本の素晴らしい木造建築の心を忘れずに
家づくりに携わっていきたいなぁと思っています

納戸の湿気とカビは・・・

2016年10月11日


8日・9日の土日は連続の雨降り。
しかもドシャ降りで、せっかくの三連休 損をした感じの連休でしたね
天気予報によると、これからしばらくは良い天気が続きそうで
工事も 一段と進みそうです。
一ヶ月余りの雨降りでしたが
資材の納品も、職人さん達の段取りも、何とか無事に進行しました。
工事予定も 大幅にずれ込まずに済み
これも大勢の皆様の協力によるものだと感謝しております。

ところで、物を保管する納戸ですが、
温度が上がり過ぎたり、直射日光が当たって、物が日焼けたりするのは避ける様に
日当たりのよい場所にある必要はありません。
一方で、湿気には注意が必要です
特に冬は、暖房で温められた空気が、冷めたい納戸に入ってきます。
その空気がタンスや収納ケースの裏などに溜り
結露するとカビの原因になり、注意が必要です

ちなみに、熱損失を抑える事と、結露を防止する事を両立させるには
『断熱性の高い窓にする』
『室内の水蒸気量を少なくする』
『気密性が高く、湿気を通しにくい部材を障子やカーテンの代りに使う』
・・・などです。
壁は物でいっぱいになりますが、小さな通風窓を設けて
夏は開放しておけるように、防犯もセットにしておくとよいです

住みよい窓を考える

2016年10月6日


久し振りの青空でした
気温は30℃を楽に超えていて、10月とは思えない暑さでしたね
しかし、事務所の窓越しに見上げる空には
すじ雲が浮かんでいて、秋の気配を感じました

ところで
窓は、採光・換気・眺望・防音・省エネ・・・などの機能が複合された
建築の重要な部分です。
陽光がたくさん入ってきて 良い時もありますが
季節によっては逆効果になり
また、これが風についても同様の事が言えます
視界を広くとる為に 大きな開口を開けると
それに比例して、外からの視線にさらされるという
相反する現象が起きてしまいます、、、

これらの問題を解決する窓とは??

壁を押し出した形にして、出窓風にすることです

壁を押し出した形にすることで、隣家からの視線を遮り
上部をトップライトにして、十分に光を取り入れる。
そして、両サイドに通風のための開口を作ることで
快適な空間ができます
最近の省エネに対しては、少し考えなければならない事なのかなと思います・・・

耐震性

2016年10月3日


10月に入っても、空模様がはっきりしません
現場の方も、天気予報を注意しながらの段取りになります。
各職人さんも、時間刻みの作業になり
養生にも一層力が入っています。
もう少しの辛抱だと思います・・・
ここ数年の異常気象には、何らかの対策をたてて施工していますが
一年のうちでは、9月前後が一番注意が必要です

さて、国土交通省や(国研)建築研究所らによる有識者委員会は
平成28年熊本地震における、建築物の倒壊原因などを分析した
報告書案をまとめました。
この中で、震度7を2回記録した熊本県益城町における
建築物の被害状況調査の結果から
倒壊及び崩壊の防止に向けた方針がまとめられました

木造建築物については、
旧耐震基準(~1981年5月)による倒壊率が27.9%と高く
新耐震基準(1981年6月~2000年5月)の8.7%や
現行耐震基準(2000年6月~)の2.2%と比べて格差が大きいことから
旧耐震基準の建物は 一層の耐震化の促進が必要であるとしています。

さらに、住宅性能表示制度の耐震等級3の建築物については
大きな損傷が見られず、大部分で被害が無かったことを受け
消費者に、より高い耐震性を有する住宅を提案するには
耐震等級3(建築基準法の1.5倍)の活用が有効であるとしています

地震は起きないで欲しいですが
対策だけは 充分に講じておきたいものですね!

住宅市場

2016年9月25日


今日はひさし振りの青空が見られました
秋の長雨も大変でしたね!

ようやく明日から
建物の基礎工事、左官工事、塗装工事、屋根工事等の
外部の工事が始められそうです
当分雨はいらない気分ですが
これも晴れが長続きしすぎると、水不足やら農作物への影響が心配になります
何事も、程々が良いのかもしれません

今日は日曜日なので、様々な情報に目を通していましたら
ナイスビジネスレポートの中で「拡大を続けるアメリカの住宅マーケット」
の記事が目に止まったので紹介させて頂きます

アメリカ経済が堅調に回復する中
アメリカの住宅市場も回復が続いています
住宅ローン金利は
昨年末にゼロ金利政策が解除されたことで上昇したものの
2月からは低下して、現在の30年固定金利は 3.5%前後となっていて
家計の債務負担が軽微なことや、住宅ローン貸出基準の緩和もあり
住宅ローンに拡大余地があるそうです
更に、雇用不安の後退や住宅価格の上昇、金利高騰への懸念が
住宅購入意欲を高めている結果となっているそうです

日本の住宅事情は、、、というと
消費税増税からの落ち込みからの脱却が
まだまだ時間がかかりそうです
また少子高齢化の問題も何とかならないものかと思います、、、

少しずつ上向かせていくより他ないのかも知れません

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