寝室のプランニング

2016年6月22日


今日は湿度が高く動くと蒸し暑い一日です
そんな中、事務所のツバメの親はセッセと餌を運んでいます
ヒナも背伸びをして餌に在りつこうと一生懸命に競い合っています

ところで、寝室は広すぎても落ち着かず安らかな睡眠をとることが出来ません
プランを考えるときベッドルームは狭すぎず広すぎず・・・使いやすい寝室空間をと思います

欲をいうと寝室に隣接するウォークインクローゼットとは別に日常的な衣類のクローゼットを備え
窓側は主人の為の書斎コーナーというプランニングが良いし、さらにベッドの頭のそばには
プライバシーを損なわない出窓を設けたりして寝室への採光と通風を良くするのも一考です

書斎机前には窓には障子を入れ、柔らかい光を取り入れてみるのもきっと良いと思います

熊本地震から分かること

2016年6月18日


梅雨時のひと休み
よく晴れて湿度も低く気持ちの良い一日でした
事務所に帰ってツバメの巣を見ると巣の周りにヒナの頭が2~3個見えました
親鳥が餌をセッセと運び始めました

ところで、熊本地震において、2000年基準に沿って建設したと思われる住宅の
全壊と倒壊が発生したことについて調査の取りまとめに当たっている京都大学の五十田教授の報告の中で
木造住宅のモデルを用いて、前震と本震による変位をシュミレーションしてみて
耐震性能をランク分けした2階建て木造住宅を想定し、これらに益城町役場で観測された前震と
本震の地震動を入力したときの変位を計算した結果、建築基準法の耐震性能では倒壊。
等級2で全壊。等級3ではほぼ無害になることが分かったそうです

仮に建築基準法ぎりぎりの住宅を建設しても実際には重くて壁や腰壁などの準耐力壁が加わるので
耐震等級2に近くなる場合があり建築基準法ギリギリ満たす程度の住宅では大きな被害になる恐れはあるが
等級2から等級3レベルの余裕のある設計をすれば被害を被害を軽減できることが見えてきて
少なくとも等級2から等級3レベルでは所定の安全性能を果たしているということです

関東大震災以降、常に地震に対しての対策をしてきた土木、建築業界ですが今後の動向が注目されます

障子で陰と陽をつくる

2016年6月15日


一日中梅雨空で事務所の下のツバメは卵をあたためているようですが
なかなかヒナにかえらない様子です

ところで、1960年代までの普通の日本の住まいは障子と襖で仕切られた間取りが一般的でした
今では映画やTVの場面でしかお目にかからない住居です
そこは個人の場であっても音も気配も伝わりますが姿は「見えない場」です
簡単に開いてしまう障子も襖もそれを開くか開けるかはその人のモラルの問題でした

この「見えない場」ということが極めて重要だと考えられます
繋がっていて、気配も音も伝わりますが姿は見せずにいられる自分の場は安心感が保証され
共同生活のなかであっても自由を感じることが出来ます

穏やかな共同生活が送れる自由の場とは
ドアをピシャリと閉めて気配も音も伝わらない「個室」でコミュニケーション不可の場ではないと思います
複数世帯の住居間においてもコミュニケーションを可能にする
開くと閉じるの陰と陽の境界の考え方が必要になると思います

インスペクション(検査・調査etc)

2016年6月12日


日曜日が静かになってから10年以上になるように思います
世の中の動きが静止しているようですが
見積り、仕事の打ち合わせ、現場の確認等には静かで、道路はすいていて
私にとっては効率の良い日となっています

ところで6月9日の木曜日
ラフォーレミュージアム六本木で既存住宅現況検査技術者講習を受講してきました

既存建築物に関わるインスペンクション(建物検査)については
一部のものを除き法令等において規制されていません
この為、民間事業者へのアンケート結果では、インスペクションと聞いても事業者によって
それぞれ違うものをイメージしており、また、検査業務を行く者の資格や検査の基準、検査業務を
行うための研修等の有無についても事業者ごとに様々となっています

そこでインスペクションの円滑な普及及び消費者等の信頼の確保に向けて消費者のみならず
関係事業者も含め広くインスペクションに対する共通認識を形成し
かつ、インスペクション業務の適正化を誘導することをガイドライン策定の目的としているそうです

今後のストックの時代を見据えての流れですが
私としても取り組んでいかなければならないし
今後の住宅対策の一つとして見逃せないことです

耐震等級3のレベル

2016年6月7日


梅雨空の中、事務所の下に巣作りをしていたツバメが卵を産んで温めているようです
ツバメもその年によって巣作りの作り方が違います
今年、いつもと違うのは枯草の量が多いようです
泥で作った巣の間から枯草がはみ出しています
昔の左官屋さんが土と稲わらで壁を作った感じと同じ作り方です
今年は何羽のヒナがかえるのか楽しみです

ところで、熊本地震のように同一地点で短期間に連続する大規模地震に対しても
建物が倒壊しないために一体どれだけ耐震補強を高めるべきか?
耐震工学の観点からみると今回のような2回の震度7での倒壊を免れるには
住宅性能表示制度の耐震等級2(建築基準法レベルの1.25倍)では足りず
最高ランクの「耐震等級3」(建築基準法レベルの1.5倍)を目指す必要があるということを
京都大学大学院工学研究科建築学専攻の竹脇教授が主導する研究チームが発表しました

建物倒壊シュミレーションモデルを用いて木造、鉄骨、鉄筋コンクリート造などの
構造を特定しない標準的建築物モデルに熊本地震で観測した地震動を連続して加えて
建物倒壊に必要なエネルギー量を推移した結果で安心なのは耐震等級3ということです

ダニ対策&退治

2016年6月4日

6月も蒸し暑さが無ければ過ごしやすい月です
緑も豊かになり、しっとりとして私は好きな月です

ところで、高温多湿になると発生するのがダニです
空調が発達し生活様式も変化したため、住居内でダニが活動しやすく季節を問わず発生します
ホコリ、フケ、皮脂などをエサにするため
カーペットや畳、カーテン、衣類などを不潔にしていると発生の原因になります

防止策として・・・
日頃の掃除で繁殖を抑えることができます
こまめに掃除をして室内を清潔にしておきます

◎部屋の中の家具の上にホコリがたまらないように注意し、掃除のときはホコリを立てないよう
 掃除機で吸い取るか雑巾などでふき取ります

◎畳の上にカーペットなどを敷くのは避けて、畳の通気性をよくしておきます

◎湿度が高くならないように換気、通風に注意します

◎ダニの対処法としては市販の殺虫剤や防虫紙などで駆除します


6月は尾瀬の山開きで水芭蕉の花を見に行きたいと思っていますが
なかなか行けないままです

H28年度長期優良住宅化リフォーム推進事業

2016年6月1日


昨日、横浜で今年度の長期優良住宅化リフォーム推進事業の説明会に行ってきました
中古住宅、リフォーム施策の位置づけとして

1.「ストック型の市場構造への転換、中古、リフォーム市場規模の倍増を目指す」
  住生活基本計画(H23.3.15閣議決定)
  「住宅を作っては壊す」社会から「いいものを作ってきちんと手入れして長く大切に使う」
  社会へと移行することが重要

2.中古住宅、リフォームトータルプラン(H24.3.26国土交通省)
  新築中心の住宅市場からリフォームにより住宅ストックの品質、性能を高め、中古住宅流通により
  循環利用されるストック型の住宅市場に転換する
  既存住宅ストックの質の向上や流通の促進

3.日本再興戦略 改訂2015-未来への投資、生産性革命(H27.6.30閣議決定)
  中古住宅流通、リフォーム市場の規模を倍増。10兆円→20兆円

1,2,3に基づいて昨年とほぼ同じで長期優良化(耐震、健康省エネ、バリアフリー)により
ストックの資産価値を向上させることで新住宅循環システムを構築するということです
一定以上の性能を満たせば1戸当たり100万円~200万円の補助があります

カビ、ダニの対処法

2016年5月29日


今日は5月最期の日曜日、初夏の真最中という感じの一日でした

ところで、カビ、ダニの発生しやすい季節です
カビは温度25℃~30℃、湿度70%以上で発生します
建材や仕上げに使われる接着剤や糊を栄養として、結露によるシミや湿気のある場所に発生するので
まず、結露を防ぐこと、通風をよくすることが大切です

防止対策としては
家具の裏側や押入れの奥等は痛風が悪く高湿度でカビが生えやすくなっています
押入れの床と壁にはスノコを敷くなどして家具の裏側は壁から5cmほど離すなどして
空気の循環を良くしておきます。又換気通風をよくし、結露を発生させない事です

カビの対処法として
薄めた中性洗剤に浸した雑巾をよく絞り、よく拭いた後でドライヤーなどで乾燥させ
防カビ剤は短期的なら効果があります

また、ハウスダスト(室内に浮遊する微粒子のこと)に気を付けます
最近の住宅は高気密のため目に見えるホコリは取り除けてもハウスダストは取り除きにくくなっています
カビ、ダニの繁殖を抑えること、換気してハウスダストを室外に追い出すことなどが大切です

紙障子の良さ

2016年5月25日


事務所内の気温26.1℃、湿度53%、曇り
重い材料の運搬をしなければ風も多少有り、気持ちよく過ごせた一日です

ところで、今日のような曇りの日は室内から外を見ると建物等の障害物以外は白く見え
和室でも洋室でも窓の中に障子を入れてみたら気持ちが落ち着くかもしれません
紙障子はとてもシンプルな建具ですが情緒ある雰囲気が出せるし
紙は外部からの強い日差しを柔らかく乱反射して美しい明かりを室内に導いてくれます

紙の張り替えが面倒だからという理由でやめてしまうには勿体ないと思います
子供がすぐ破くと思いがちですが、そうでもなく一度は失敗して破くこともありますが破れた個所を
修理するなり張り替えるなりするだけでも良いと思います
そう何度もむやみに破くことはなくなるので、子供のしつけにもなると思います

我が家の障子も茶色になって張り替えどきです
気持ち良い初夏を迎えたいものです

建築業者から3つの報告

2016年5月21日


今日は朝から晴れて気持ち良く過ごすことができました

ところで熊本地震について建築業者から3つの報告をお伝えします

①益城町内に建てた耐震等級3で設計施工した住宅3棟はいづれも建物の内外壁にクラックは
 入ったものの損壊はしなく無事。前震の前日に上棟した現場も無事だったということです

②益城町で耐震等級3の新築住宅100棟、長期優良住宅化リフォーム及び耐震改修60棟の
 いずれも軽微な被害で済んだそうです

③熊本県内に約130棟の実績がある業者さんは西村村に建つ1棟が地盤崩壊の影響を受けたが
 ほかのほとんどは瓦がずれたりクロスにしわが生じたりする程度で済んだそうです
 尚、新築住宅の耐震等級は2~3を標準としています

①②③のことから考えると地盤の崩壊以外では耐震等級2・3の住宅は破壊されなかったという結果です

私も熊本地震の結果を受け、今後、建築の設計施工に一層力を入れて取り組んでいきたいと思っております

ページの先頭へ

お問合せ・資料請求