キッチンにいて地震がきたら・・・

2015年9月18日

早朝から津波警報が発令され心配していましたが、夕方には解除されていました。
地震や台風の被害のニュースが多く防災の意識が高まります。

さて、専業主婦が家事に費やす時間は平均6時間と言われています。
その中でも大部分を過ごすのがキッチンです。
つまり、地震の際キッチンにいる可能性が高いのです。
そこで今日はキッチンの防災ポイントを紹介したいと思います。

キッチン防災の基本として、地震が発生した時キッチンは家の中で
「最も危険な場所」という意識を持ちましょう。
少ない動きで効率的な作業ができるように設計されたキッチンは、
他の部屋に比べて狭い場所です。
その限られた空間に様々な危険が集まっています。

①食器棚や冷蔵庫が転倒するかも・・・
②刃物や割れ物が飛んでくるかも・・・
③炊飯器や電子レンジが落ちてくるかも・・・
④コンロの火が燃え広がるかも・・・

これほど危険なもので囲まれている空間は他にありません。

地震が起きた際には、家の中で一番危険な場所にいるという意識が大切です。

地震時の対応として、キッチンは狭く身を隠す空間がありません。
ゆれはじめたら、とにもかくにもキッチンから離れるという行動が重要です。

例えば、ガタガタしても食器棚を押さえない!
「火を止める」よりも自分の身の安全を!

住まいの空間

2015年9月17日


朝からの雨降りでしたが夕方には上がりひと安心です

ところで、住むための空間は大きく3つに分けられるかと思います
外部空間と内部空間そしてそのどちらでもない中間領域といわれる半外部空間です

しかしどの程度が「半」であるかというレベルに段階は定められないので
空間の種類は3つではなく無数無限だとも言えます

いずれにせよ私たちの生活のほとんどは室内で営まれています
庭のような外部空間はそれがなければ暮らせないというものではありませんが
生活を多様化してくれることは確かです
草花や樹木から自然の摂理を学ぶことも、花を咲かせそれを楽しむ情感を味わうことも
人間が人間らしく成長していくためには必要な経験です

また、動物を飼えば生命の大切さを知ることが出来ますし
その小さな生命に心和まされることもあるかと思います
日々同じような生活が続けば時にマンネリや退屈さにつながります
また、日常生活に変化を与えてくれるのも外部空間や中間領域なのではと思います

伝統的な土塗壁

2015年9月16日


道行く人の服装をみると、秋の深まりを感じます

さて、先日の続きですが・・・
土壁造りの外側に断熱材を施工し、南面の窓の高断熱化を図り
通風に配慮した窓計画をし、夏と冬の日射バランスを考えた庇のデザインを考えれば
土塗壁という大きな熱容量は全館連続暖房の場合
または、夜間の室温の確保に貢献し更には室温上昇を抑える効果があります

これらは、窓面積が小さく、庇がなく、大きな熱容量を持たない現代の木造住宅では
簡単に実現することは出来ませんが
優れた室内環境と省エネルギー性を有する住宅にもなります

伝統にも進化は必要ですし、その進化は新たな住まいをつくる可能性も秘めていると思います
それが伝統的木造住宅の魅力でもあります

時代に合った住まいづくり

2015年9月14日

阿蘇山噴火の知らせが10時頃入ってきました。
人的被害は今のところなさそうですが、大事故にならなければと思います。

さて、地域の気候特性や地域の素材を活かし培われてきたわが国の伝統的な木造住宅は
さまざまな様式や技術が用いられており、現代の住宅が今一度学ぶ点がたくさんあります。

しかし、冷房に比べて暖房エネルギーが支配的になり
また、室内の温度環境の質が求められる現代の暮らしの中では
夏を旨とする伝統的木造住宅にはさまざまな改善すべき点があります。

例えば、「土塗壁」を用いた真壁造りの外壁は
一般的な繊維系断熱材の数分の一程度の断熱性しかありません

深い庇は夏の遮蔽効果は優れていても冬の日射取得までも遮り
冬季日射取得による暖房エネルギーの削減効果はかなり乏しくなります。

昔、冠婚葬祭に使用された和室の二間続きの部屋も
普段はほとんど使用しない空間になってきました。

「広さが豊かさ」と言われた住まいづくりも、少子高齢化時代の到来と共に
今一度必要性を冷静に判断する必要があると思います。

新しい堤防

2015年9月11日

昨日の鬼怒川の堤防決壊から一夜明けた今日も茨城県常総市石下地区が
水で囲まれている様子をテレビで観ました。

決壊地点のすぐ内側では、爪で引っかいたように土がむき出しになり、川沿いの道路は
寸断され街並みがあったはずの場所は跡形もなく消えている様でした。
災害は本当に恐ろしさを感じさせられます。

決壊した堤防は早急に復旧されると思いますが、川の決壊を防ぐ堤防を造るにあたって
決壊のみを防ぐ目的ではなく、例えば堤防林や盛り土などを活用しながら「緑の堤防」とでも
言うべきものを造れば有事の際に堤防効果が発揮されることが期待できます。
また、平時においても景観が良く川沿いの公園緑地として、普段から市民に親しまれる空間を
人々に提供することもでき、平時活用・有事利用共にしていけると思います。

子ども室

2015年9月10日


台風も夕方には過ぎ去り平穏な毎日が戻って来ようとしています

さて、子どもは誰でも遊び好きです
好奇心や冒険心が子どもを成長させます
だから、子ども室イコール勉強部屋と考えてはいけない気がします

もちろん、勉強をして悪いわけがありませんが
それよりも兄弟姉妹で暮らし家族愛や協調性を養うことが大切なのではないでしょうか
立派な勉強部屋をつくって、良い大学に入ってもらおうと思っても
他人を顧みないような人間に育ったのでは意味がありません

日当たりも良く、鍵がかかる良心地の良い子ども室をつくってあげたいが為に
その部屋に閉じこもり家族とのコミュニケーションに関心を
持たない子どもになったという話も耳にします

私の考えは子ども室は狭くても良いと思います
兄弟姉妹で共有するスペースを作ってあげるのも、協調性を育む方法です

収納のある共有廊下が子どもたちの共有スペースであったり
収納棚等は成長に合わせて作っていけるようにしておくと良いかと思います
平面上は狭くても空間の高さは活用できます

例えば屋根裏の狭いスペースも子どもにとっては
楽しい空間になるはずだと思います

台風来襲の心得

2015年9月8日


台風の影響か一日中本降りの雨で明日が気がかりです

さて、台風の来襲はあつ程度予測ができます
万一に備えて十分な対策を取り、被害を最小限に抑えたいものです

◎台風が近づいたら
雨戸やシャッターなどを閉めます
アンテナなどを補強し、庭木のなかで折れそうな枝は切っておきます
植木鉢や子どものおもちゃなど、風で飛ばされるようなものは片付けておきます
屋外コンセントは雨水が入らないか点検します
台風情報に注意をしておきましょう

◎台風来襲時には
強風下で不用意にドアを開けないようにします
(ドアが飛ばされたり、風で室内がめちゃくちゃになります)
窓ガラスが割れたら・・・
合板かビリールを窓枠にガムテープで固定します
(放置すると、風の侵入で家屋全体に被害が及びます。
 タオルや雑巾を用意して雨漏りなどに備えます)
(雨漏りは、その時に場所と風向きを覚えておくと、あとで修理箇所を見付けやすくなります)

◎洪水注意報が出た場合
床上浸水に備えて、タタミ、寝具、衣類、家財道具などを2階に上げておきます
床下収納庫の中身も忘れずに出しておきます
例えば、浄化槽のモーターなど水をかぶりそうな配線は電源を切ります
浸水時は水道が使えなくなることもあるので、飲料水などを確保しておきます

今年は昨年のような大雨が何度も来ないことを祈ります

備えあれば憂いなし! 注意しましょう!

三渓園

2015年9月4日


20年振りくらいで横浜の三渓園(さんけいえん)に散策に行ってきました
最近はボランティアのガイドさんがいて
内苑の建物の説明から外苑の建物の説明を歩きながらしてくださいます

20年前に見た時の印象を思い出しながら見学しました
内苑では数寄屋風書院造りの別荘建築である臨春閣(りんしゅんかく)の華麗な姿が
素晴らしく、建物の回りの庭園とのバランスが何ともいえないくらいでした

外苑では旧矢箆原家(旧やのはら家)住宅が印象的で飛騨白川郷にあった
合掌造りの住宅を移築した建物です
式台玄関や書院造りの座敷など農家ながら立派な接客の空間を備え
お寺に用いられる火灯窓がつけられるなど飛騨の三長者の一人ともいわれた
矢箆原家の豪勢ぶりがうかがわれました

現存する合掌造りでは最大級の民家だそうです
屋内では飛騨地方で使われた民具を展示している他
囲炉裏では毎日薪がくべられていて、黒光りした太い柱や梁が見事に見え
煙の臭いが昔の生活を彷彿とさせてくれました

建築を勉強中の娘もかなり勉強になり楽しめた様子でした

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キッチンの配置・・・つづき

2015年9月1日


一日中雨が降ったり止んだりで夕方一時土砂降りになりました
心配しましたが大事には至らなく一安心です
一年中で神奈川県の降雨量は9月が一番多いので注意が必要です

昨日に続きます
キッチンは主婦にとって大切な空間です
そのキッチンで効率良く調理できるかどうかは
冷蔵庫、調理台、そしてシンクとコンロの配列にかかっています
その他にキッチン内部のレイアウトも大切ですがキッチンからダイニングへの関係
また、ユーティリティーへの動線なども利便性に大きく関係してきます

例えば、L字型シンク、調理台、コントを配置し反対側に冷蔵庫と棚を
造り付けた場合、正方形に近いプランになるので中央に空間ができるため
そこには配膳スペースとして使える小テーブルや家事机を置いたりできます

ダイニングとユーティリティーが隣接していれば動線が単純化され
機能的で使いやすいキッチンになること間違いなしです

キッチンの配置

2015年8月31日


今日で8月も終わりで夏休み明けなのか小学生の通学姿がアチコチで見られました

さて、キッチンの動線と使いやすい高さに関して昨日少し書きましたが
もうひとつ、作業効率の点で重要なのが調理台や収納棚の寸法です

独立したキッチンにおけるプランは、冷蔵庫、シンク、コンロなどの配置により
大きく4通りに分類できます

1)全てを縦1列に配置した「1列型」
2)向かい合う2列に配置した「2列型」
3)2面の壁沿いに配置した「L型」
4)3面も壁沿いに配置した「コの字型」

住まい全体のプランニングや敷地条件も考慮すると
キッチンの位置と広さ。窓の位置などによって配列は限定されますが
使いやすさやお客さまの好みによって決定すると良いと思います

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