小リフレッシュ

2015年7月15日


今日は猛暑から少しでも逃れようと早朝から大山へ登山に行きました
伊勢原の日向薬師の登山口から登り始め3時間程度で頂上に着き
360度のパノラマを見る事が出来ました

天気は快晴に近く、関東平野から房総半島、東京湾、三浦半島から相模湾
伊豆半島までクッキリと見渡すことができました

冬の時期しか快晴の天気にあたったことがなかったので
夏の時期に樹木の緑が美しい景色を見たのは初めてで再度登りたくなりました

さて午後からは新築やリフォームの作業が行われているので
一息入れてから現場へ向かいました
暑さで少し疲れ気味の職人さんもいて無理をしないように話しかけると
「大丈夫!」との返事が返ってきて心強くなります

事故、病気にはくれぐれも注意して
これからも元気に仕事を続けて欲しいものです

床断熱?基礎断熱?

2015年7月13日

朝から急に暑くなり猛暑日です。
少し動いたくらいで汗がダラダラ出てきた一日です。

床断熱とするか? 基礎断熱とするか?
そこで住宅の床下空間について書いてみます。

床下空間は、特に竣工直後から2年間程度は基礎コンクリートなどの保有水分が発散し
高湿度になりがちです。
さらに、床下空間は布基礎で仕切られており、直上の部屋の温度性状の影響を受け
住宅北側の洗面所や廊下などの低温部分の床下で結露が発生する場合があります。
床下断熱の場合は床下換気口を設けることにより、床下空間は外気と地盤温度の影響を
強く受ける為、住宅の床下を部分的に暖房した場合は、床下空間で温度ムラが生じます。
特に竣工初期から1~2年程は表面結露が生じる場合があります。

例えば、敷地が周りの土地に比べて低い・地下水位が高い・床の土壌面が敷地よりも低い
水田や湿地帯を造成した土地の場合、地盤の含水量が高くなりがちになり、床断熱として
床下換気を確保した方が良いのです。
一方、床下空間の高さが足りない植栽などで基礎の通気口からの通風が妨げられている
住宅密集地で、隣家間隔が小さい場合は床下換気量が十分確保できない場合がある為
基礎断熱工法が適していると言えます。

団欒のある空間づくり

2015年7月11日


二日続きの晴れで梅雨も小休止というところでしょうか

私たちは日常生活の中で調理をする(キッチン=K)食事をする(ダイニング=D)
そして家族団欒をする(リビング=L)という生活行為は最も重要な時間です
しかし調理と食事を別々の部屋で行うか
調理、食事、団欒の全てを1つの空間で賄うかは家族ごとに異なってきます
その為、住まいの広さや家族構成、ライフスタイルに合わせて
3つの空間のつなぎ方を考え、使い勝手が良い配置にしたいものです
代表的なものを3つ紹介します

①ダイニングキッチン型(DK)

調理するスペースと食事をするスペースが一体化されたこのタイプでは
調理をしながら・・・食事をしながら・・・のコミュニケーションが可能で
家族間の融和を重要視したタイプと言えます

②キッチンとダイニングリビング型(K/DL)

調理するスペースにほどほどの独立性を保たせつつ
食事をするダイニングと団欒をするリビングを一体化させ
食事前後の家族のコミュニケーションを重視したタイプと言えます

③リビングダイニングキッチン型(LDK)

調理をすること。食事をすること。家族間の団欒をすること。
これらを一体化したタイプ
全て同じ空間で賄うことができるので少人数の家族や小住宅などに用いられます

トップライト

2015年7月10日

久しぶりに太陽の日差しが快く感じられた一日でした。

そこで今日は日射熱取得や採光に有効なトップライトについて書いてみます。

トップライトは屋根面や垂直面日射量の3倍ほどになる為
夏場には強烈な日射を受け、屋内の温度が上昇します。
室内のオーバーヒート防止や冷房エネルギーの増加を防ぐ為
日射遮蔽が必要不可欠となります。

また、窓表面の結露は、外気と屋内温度との差が大きい場合に発生し
冬期には窓の室内側に発生しやすくなり、とくにトップライトは排気側となりやすい
建物の上部に取り付く為、一般の窓よりも結露に注意が必要です。
対策としてはトップライトの断熱性を高めたり、相対湿度が高くなる場所や
低温となる空間には設置しないようにします。

また、トップライトの夏場のオーバーヒートを軽減するには、天窓の内側に日射を遮る
遮蔽物(ロールスクリーン・ブラインド)を設置することが大切ですが、日射遮蔽物を
ガラスに密着させると、ガラスの熱割れが発生する恐れがある為、ガラスと遮蔽物の間は
最低でも100mm以上確保する事が大切です。


こちらは現場の様子です。
杭工事を行っています。
CIMG4042.JPG

白アリ

2015年7月9日


気温23.8℃湿度70% PM6:30 小雨
窓を少し開けておく程度で風もあり、しっとりとした涼しさを感じました
高温多湿の日本で住まいの耐久性に大きな影響をもたらすのが腐朽菌や白アリです

腐朽菌は水分、湿度、空気、栄養分の4大要素のもとに繁殖します
湿度80%以上温度10℃以上の高温多湿の環境を好み、酸素を必要とし
材料に含まれているセルロースなどを分解して発育します
この4つの要素のうち温度や空気、栄養分は調達が難しく絶つことはできません
その為水分の管理が何より大切になります

それから白アリです
住宅に被害を与える白アリには、主としてヤマトシロアリとイエシロアリの2種類があり
いずれも湿った木材を好みます
イエシロアリは自分で水分を運ぶことができ被害は小屋裏まで及びます
また、日光や外敵を避けるため木材の外側を薄く残して食べていくので
内部が完全に空洞になっても外から見ただけでは分かりません

4月~7月にかけて羽アリを見付けたら要注意

近所で白アリが発生した時は要注意

白アリは光や乾燥を嫌い自分の排泄物や土砂でアリ道を作って建物内に侵入します
床下の基礎内部表面などに地盤面から
泥で固めたような道がある場合には白アリがいると考えられます
床下の木材、地上の柱や梁などの木材を木槌で叩いてみて空洞音がする場合は
木の内側を白アリに喰われて空洞化している恐れがあります

2年に1度程度は床下収納庫の点検口から点検をすることも
大切な家守りになります

住宅の水分放出量(水蒸気)

2015年7月8日


なかなか降り止まない雨を見ています
毎日少しずつ湿度が上がってきてむし暑く、真夏が近い感じです

日本は世界で類をみない四季が豊かな国で
一年を通して湿潤と乾燥が繰り返される気候です
住宅の断熱化を図ることにより四季の寒暖の差が緩和され
住宅の室内環境を快適に保つことが出来ますが、一方で
外気と室内の境界にある「躯体(壁、天井、床、など)の断熱壁体」の内部には
昼と夜、夏と冬などで急激な温度変化が生じます

一般的な4人家族で住む住宅では
炊事や洗濯などの生活や人体から1日約数リットルの水蒸気が発生するといわれ
また、竣工後半年から1年程度の間で住宅を構成する材料からも数トンの水分が放出されます
それらを室内や躯体内から適切に排出しないと
室内ではカビや表面結露。躯体内では内部結露や耐久性低下の原因になります

また、日本は通年大量の降雨があり
雨水が躯体内に侵入しないように防水対策をしっかり確保する必要があり
建材のジョイントに多用されるシーリング材は
数年から10年程度しか耐用性がないと言われています

シーリング材の定期的メンテナンスの重要性はいうまでもありませんが
それらの部分から仮に漏水が生じた場合も
建物躯体を濡らさずに外部に排出するための建築的な対策を講じることが大切です


住宅用の防水板・止水板

2015年7月6日


連日の雨続きはさすがに飽きてきた今日1日でした
こう毎日雨降りになると時期的にゲリラ豪雨や台風の
影響による水害への対策を考えざるを得ません

今年に入り住宅用簡易着脱タイプの防(止)水板の商品化が相次いでいます
重くかさ張る「土のう」と比べて、軽量・コンパクトで短時間でも設置できるのが特徴です

各社アルミ製のパネルタイプのものやシートタイプのものを商品化しています
今日は文化シャッターが商品化したラクセットを紹介します

自動ドアや自由開き戸であったり、仕切り(建具)がない開口部にも対応
様々な開口部形状に対し1人でも約2分でスピーディーに設置可能とした
また設置後も既存建具の開閉が行えるためパネルをまたいで出入りが出来て便利です

構造は左右両端と下端に止水ゴムを設けたアルミ製パネル仕様
このゴムが固定金具で枠と床面に密着することで
漏水量は1平方メートルあたり「毎時20リットル以下」と
一般的な止水板と同等の性能です
パネルは既存建具の枠などに直接取り付けるため
①設置に伴う事前工事が不要
②建物の新設、既設を問わず導入しやすい
③工事コストが抑えられる
④建物の意匠を損なわない
などのメリットがあり実用的かと思います

地下室の結露

2015年7月5日

気温はあまり高くないのに湿度が65%と高く、少し動くと体中に汗が出てくる感じの
一日でした。

さて、今日は地下室について書きます。

地下室は夏期に結露する。または高湿になります。
地中深くなるにつれて温度が年間を通じて一定となりますが、夏期には躯体表面が
室内温度に比べて低くなることが主な原因です。

真夏の暑い時でも地下5mの地下温度は夏におおよそ15℃になり
例えば、室内温度が27℃、相対湿度60%の場合地下室は
床壁表面温度が18℃になると結露し、結露しない場合でも表面温度が22℃の場合
壁表面付近の相対湿度は80%となり、カビの発生しやすい環境になります。
地下室壁や床を透湿抵抗の高い断熱材で断熱して、夏期はエアコン・除湿器などで
除湿を図ることが大切です。

換気システムとしては、夏期は1階などで除湿された空気を導入する
第3種換気か、除湿も兼ねて全熱回収型換気装置を用います。
外気を直接地下室に導入する換気システムの採用は、絶対に避けなければいけません。
地下室は熱的には安定した空間ですが、最大の問題は夏期の結露です。
その緩和策としては除湿と断熱材しかなさそうです。

植栽について

2015年7月3日

連日連夜の雨降りで空も疲れないのだろうか・・・?と思う事もあります。
こういう日が続くと外部の仕事はお手上げです。

そこで今日は外構工事の植栽について書いてみます。
植栽工事は他の工程の後回しにされがちで、予算を十分に確保しにくい工事です。
しかし、建築に欠かせない要素です。
植栽工事を決める主な要因は、樹木の種類や大きさ・枝振りでしょう。
株建ちで台付のものや、珍しい樹種の値段は高めです。
逆にヒメシャラやモミジなどの人気のある木は単価が安い傾向にあります。
予算がオーバーした場合は、植栽の種類を減らすなど計画を簡略化させてみましょう。

障子の魅力

2015年7月2日


梅雨の最中は雨は時を選ばず強弱とつけて降ります
窓越しの目をやる回数がいつもより多い気がします

窓というと洋室、和室を問わず障子が似合うように思います
障子は日本古来の優れた建具です
もちろん和室の建築には欠かせません

格子状の秩序立った形態とそこから漏れる柔らかい光が室内に
なんとも言えない雰囲気を醸し出します
さらに和室ばかりではなく洋室にも違和感なく溶け込んでしまうのが凄いと思います

それが一番分かるのが洋室の改装時にカーテンに換えて新たに障子を入れた場合です
開口部を変更しただけにも関わらず
空間自体がキリッと引き締まる。素晴らしさがあります
これこそが障子のもつ不思議な魅力だと思います

紙の貼り替えが必要な障子は敬遠されていますが
美しい空間作りには欠かせないアイテムだと思います

ページの先頭へ

お問合せ・資料請求