日本のエネルギー問題

2015年6月12日

雨も午前中で上がり、アジサイの花の色もひときわ鮮やかです。

2030年、日本の家からは白熱電球や傾向とが消えLEDになり、無人の部屋は自動で消灯。
室内の熱でお風呂を沸かす次世代給湯器は4世帯に1台。
今は普及率1%未満の電気自動車も10台に2台・・・・・・・
温暖化ガスの削減へ政府が出した対策です。
残り15年で1970年~90年と同等の35%のエネルギー効率改善を目指し、切り札は

「第一次石油危機時並みの国民運動」

深夜のテレビ放送やネオン点灯、マイカーの運転自粛などを呼びかけたあの運動の再現だそうです
乾いた雑巾を絞るような省エネを進めてきた産業部門に代わり、家庭部門に対策を求める内容です
専門家は「達成可能かは微妙・・・」という見方をしています。
住宅に携わる私も思いますが、省エネルギー住宅・ゼロエネ住宅は、まだまだ日本では建築費が
かかり、多少の補助金・減税では個人負担が重い気がします。

魔法のような技術・製品が開発されれば別ですが・・・・

この先エネルギーと環境の方向性がどのようになるのか注目していきたいと思います。

森林の国

2015年6月11日

湿度が日ごとに高くなり梅雨を感じさせます。

さて、日本の森林率は国土の67%を占め、フィンランドの69%ブラジルの67%と並ぶ森林国です。
ドイツは30%イギリスは7%で、樹種はドイツの300種に対して日本は10倍の3000種にも
上るそうです。

世界でも有数の森林に恵まれた日本。
身近な環境のサイクルをもう一度つくっていくことを考えると、国産材を使って家を建てることの意味
また、地場の山の木を考える意味で、地域ブランド化事業から地域グリーン化事業に
今年からなりましたが、地域木材で家を建てる試みとして、産直住宅という産地と消費者を
結び付けるシステムが全国で広がりつつあります。

グリーン化事業もあと少しで着工可能になり楽しみです。

網戸のお手入れ

2015年6月9日

関東甲信越は昨日梅雨入り宣言がされました。
アジサイの花も日ごとに大きくなっています。

さて、これからの季節家の中で早めに手入れをしておきた場所は・・・網戸
今日はこの網戸について書いてみます。

手入れ方法として、普段はハタキをかけゴミやホコリを落とし、目詰まりしなようにします。
掃除機を使ってホコリを取るときは、網の裏に新聞紙を当てて掃除機をかけるとホコリが取れ、
アミも弛むことながなく、内側から外側の順に行います。
汚れがひどいときは、住居用洗剤を溶かした液を使って、ブラシやスポンジで網戸を両側から
叩くようにして洗い、その後水洗いをし陰干しをして完了。
洗剤をしっかり洗い流しきるのが肝心です。

アミはポリプロピレン製で、火や熱・薬品類に弱く溶けることがあり、特にタバコの火には
注意が必要です。

それから網戸の補修方法として、まず同じアミを必要分購入します。
次に穴の開いた部分だけをカットし、一回り穴より大きなサイズにカットし穴の開いた部分に
被せボンドと接着します。
小さな穴ならば、マニキュアを何回か塗れば補修できます。

それからアミに弛みがある場合、軽くドライヤーを当てるとハリが出ます。
網戸から20~30センチほど離し、熱風を当てたり止めたりを繰り返します。


それでも直らない場合は、網戸全体を張り替えなければなりません。

涼しい寝室

2015年6月6日

今日は一日中涼しく過ごせました。

夏の夜も涼しく眠れる寝室にしておきたいものです。

涼しく眠れる寝室にするには、昼間に日が当たらないように日射遮へいをしておくことが大切です。
また、夜に卓越風を取り込めるように窓を配置します。
寝室の窓は、風を通しつつ防犯や防虫、プライバシーの確保が大切です。
おすすめとしては、防虫アミ付の木製ガラス戸(鍵付き)ですし、、ルーバー調整雨戸は
ルーバーの角度を調整できて便利です。いずれも1階の寝室に特に大切なものです。

また、寝室をどこに配置するかも重要です。
2階は熱気が溜まりやすいうえ、昼間に屋根からの熱の影響を受けて部屋が暑くなるので
1階の寝室の方が涼しくなります。
西側は夕方まで日が当たるため、東側の方が良いと思います。
寝室を西側にして、日射を徹底的に遮るという方法もあります。
ただ、午前中に日が当たり夜までに冷やす時間が取れるので、東側の部屋の方が
涼しくなることは確かです。

寝室以外の部屋をどこに配置するかという問題もあるので、家族の方々が何を優先させたいかを
考慮してプランニングしたら良いですね。

夏型結露

2015年6月5日

天気予報より早く雨が降り出してきて梅雨も間近い感じがします。
そこで夏型結露について書きます。

夏型結露は、外壁合板などに収着されている水分が、日射によって加熱されて
放出することが主な原因です。
合板などから水分蒸発が生じると、接する断熱材の外気側の水蒸気圧が高くなり、
室内側へ移動します。室内で冷房するなどして断熱材の室内側表面が露点になっていると
その部分で結露が発生するというしくみです。
一般に夏型結露は、外部から水分供給されなければ、もともと含んでいる水分が内部で移動する
現象であり、昼に内部結露を生じても温度低下する夜間にはまた元の乾燥状態に戻ります。
ただし、初期含水率の高い材料などを使用したり、雨水などの侵入で含水率が高い状態を
つくり出すと、まれに湿宮になる場合があるので注意が必要です。

夏型結露を防止するポイントとしては、内壁側に防湿気密層を確保すること、外壁側には
合板の上に透湿防水シートを施工し、通気層を確保することなどが挙げられます。

湿気の国

2015年6月1日

今日から6月です。
これから夏にかけて心地よさを阻害する湿気は、夏季に限らず年間を通して対策に取組んで
いかなければならない課題です。
湿気の国とも言われる日本では、湿気の問題は住宅づくりにおいて重大な対策事項です。

生活に関わる湿気として、まず想像されるのは梅雨です。
しかし、湿気を生むのは雨だけではありません。
外気からくる湿気に加え、空気の温度差がもたらす結露があります。
人体・調理・暖房・入浴などによって発生する「生活湿度」もあります。
これらの湿気が家の中にこもれば、構造体の腐朽やダニやカビの発生原因にもなってしまいます。
家づくりには 「外から入ってくる湿気」 と 「内側で発生する湿気」 の両方に対策を取ることが
大事なことです。
時期的にはこれからが一番かなと思っています。

断熱材のちから

2015年5月30日


今日は早朝から世田谷まで引っ越しの手伝いに行ってきました
一人暮らしをしている娘が家に戻ることになったからです
天気が良く引っ越し日和でしたが、道路状況が行きも帰りも大渋滞で散々でした

昼前に自宅に戻って荷物を下ろした後、昼食。
その後一休みしてから屋内が涼しいのに驚きました
年間を通して昼間はあまり家にいないので気付かなかったのですが
昨年、壁・天井・床の断熱工事をした効果が夏を迎えて良く分かりました
あとは、窓に省エネ施工をすれば完璧です。

夏に「涼しくなったね」 冬に「暖かいね」という家族の言葉を聞くのは嬉しいものです
エアコンをきかせる為に窓を閉め切って暮らすよりも
窓を開け閉めして自然の風を感じられる生活のほうが快適ではないかと思います
日射を遮る庇と風通しの良い窓そして卓越風
パッシブデザインのもたらす心地よさは最高です

今日は娘がお礼にと世田谷の老舗の魚屋さんからトロを買ってきてくれました
涼しい風に吹かれて飲んだビールはいつもより美味しく感じられました

いつかに備える

2015年5月29日

一日中曇っていて気温は上がらず、あれこれやっているうちに何となく一日が終わる気がしていた
頃に、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳で爆発的噴火が発生したニュースが入りました。
日本は本当に災害の多い国だとつくづく思います。

現在、新築住宅について考えますと、耐震性・耐火性などは、なかなか費用をかけた部分が
お客様から実感して頂けないという難しい課題があります。

ステキなキッチンとかの設備機器関係や省エネ性に優れている方が、お客様からすると
すぐに実感できるものばかりです。
特に耐震性に対しては、全くと言っていいほど日常的には実感できていません。
いつくるかわからない大地震のときだけ実感できる訳ですから・・・・・

考えてみますと、昭和56年以前に建てられた旧耐震住宅は、基礎や土台・柱など抜本的に
修繕または取り替える必要があるものが大半で、概算で700万円~1000万円もの改修費が
かかると思います。
外観や内装・快適性など明らかにリフォームで変わったというものが見えないにも関わらず
「いつくるかわからない大地震のために費用をかける」という気が多くの方には
起きてこないのではと思います。

昭和56年以降の住宅はリフォームをそれ以外の住宅は建て替えをおすすめします。
耐震等級3の建物は、施工中と大地震のときのみ実感できると思います。

カタチから考える

2015年5月28日


昨日より風があり幾分か過ごしやすい1日でした

住宅の形態は敷地形状や間取り
そしてお住まいになるお客さまの嗜好などにより大きく変わります

「冬の日当たり」「冬に出ていく熱」「夏に入ってくる熱」の関係をみると
まず冬の日当たりは窓を大きくしたい南面の面積で決まります
例えば正方形の平屋よりも横長の平屋や2階建てのほうが
南面の面積が広いので日当たりが良いことが分かります

次に冬と夏の熱の出入りは
冬は外の方が寒い為家の中の暖かい空気が外に向かって出ていきます
屋根も壁も同じように熱は出ていきます
夏は日射があたって家の中に暑さが入ってきます
その量は屋根が最も多く、壁は方位によって変わってきます

こんなふうにして住まいのカタチをみてみると
冬に最も熱が出ていきにくいのは2階建ての総2階の建物です
反対に最も熱が出ていきやすいのは横長の平屋ということになり
一方夏は日射の影響が大きい屋根面の少ない2階建てが有利になります

風を味方に・・・

2015年5月27日


朝から快晴で気温は早々に30℃を超す真夏日になりました
まだ5月なのに真夏日のオンパレードにならないで欲しいですね

さて太陽や風の自然エネルギーを上手に享受できる敷地が
理想的な省エネ敷地と言えます
冬は太陽の光や熱を取りこんで明るく暖かく過ごしたいものです
日の出から日没まで日照を遮る建物や山がなければ
太陽のエネルギーを目一杯に享受できます

反対に夏は出来るだけ太陽の影響を受けずに涼しく暮らしたいものです
夏の太陽は北東から北西まで廻りこんで動く為敷地の北東や北西の方向に
建物や山などがあると真横から射し込む厄介な朝夕の日射を遮ってくれます

また川や池または林を抜けてきた涼しい風が吹く場所なら
夜間は冷房がなくても涼しく過ごすことが出来ると思います
もちろん住宅の作り方次第ですが・・・
さらに夏の夜、南側から気温の低い卓越風が吹けば申し分ないと思いますが
冬に太陽の光や熱を取り入れる為にある南側の窓が夏には涼しい夜風の入口になるからです

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