大地震でも修復して住み続けられる住宅

2017年9月4日


昨日の日曜日、日帰りで上高地に行ってきました。
20年振りに近くで見る梓川、大正池、河童橋、明神池、徳沢、帝国ホテルは
とても懐かしく感じられました。

天気もまあまあで、6時間程歩いても、汗ばむ程度で済む涼しさでした。
山の頂を見ながら、来年は再度 槍・穂高の頂上にと・・・
思いを馳せて帰路につきました。

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ところで、
これから「大地震でも修復して住み続けられる」ために
新築で目指すべき耐震性の目標として、
性能表示制度の「耐震等級3」が一つの目安になってきます。

「等級3」の住宅は、過去の振動台実験でも、
阪神淡路大震災で観測された、震度6強で倒壊しませんでした。
また、今回、観測史上最大級の揺れを観測した熊本地震でも
「等級3」で倒壊した住宅は一つも無かったとされています。

その耐震性は実証済みです。

幸い木造住宅は他の鉄筋コンクリート造や、鉄骨造と比べて
耐震性の強化は、それ程難しくなく施工可能です。

例えば、耐力壁に構造用合板を使う仕様であれば
9㎜厚構造用合板の釘間隔を現在の150㎜から75㎜に打ち増して
水平線断力が約1.8倍程度に向上することが分かっています。

この事を考えたら、多少のコストを追加して
「地震が来ても修復すれば使い続けられる住宅」を十分実現できます。

私も現実に取り組み、等級3にこだわり続け、7年程になります。
今後これに制震性能をプラスする予定です

現状では、公的に「等級3」が認められないとしても
実質的に性能を高め、余力を確保する事はできます。
基準法ギリギリではなく、余力を持って、耐力要素を入れることが
結果的に、将来の地震時の被害を小さくすることに繋がり
将来的に、安心・安全に住み続けられます。

また、この頃は北朝鮮のミサイルや核実験も頻繁にあるせいか
核シェルターのことを、お客様から問い合わせもあるので
そちらも調べています。

台風に備える

2017年8月28日


今日は涼しさを感じた朝でした。
暑さが戻って来るとは思いますが・・・
台風の襲来に備え、対策を講じておきたいものです。

1)日頃からの注意として
 a)屋根瓦にズレたり浮いたところが無いか点検する
 b)雨どいに、木の葉や泥などが詰っていないか点検する
 c)雨どいの接合部が外れていないか、また、金具の緩みを点検する
 d)排水溝は雨水が速やかに流れるか点検する
 e)雨戸のがたつきがないか点検する
 f)トランジスターラジオ、懐中電灯、非常食、水などの備えは大丈夫か確認する
 g)TVアンテナはしっかり固定されているか点検する

2)台風の来襲時には
 a)強風下で不用意にドアを開けないようにします (ドアが飛ばされたりする)
 b)窓ガラスが割れたら、合板等を窓枠にガムテープで固定する
 c)万が一の雨漏りに備え、タオル、雑布を用意する
   雨漏りは、その時に場所と風向きを覚えておくと、後で修理箇所を見付けやすくなる

3)台風が去ったら
 a)風通しを良くして、濡れた箇所や物を早めに乾かします
 b)屋根、外壁などの損傷を点検します
 c)雨どい、排水経路にものが詰ったりして支障が出ていないか点検します
 d)床下に浸水した場合は、消毒が必要です
 e)床上浸水したら、各室、各部分を清掃・乾燥させます

4)洪水注意報が出た場合
 床下収納庫の中身を出しておく
 浄化槽のモーターなど、水をかぶりそうな配線は電源を切ります
 浸水時は水道が使えなくなることもあるので、飲料水の確保をします

台風についての対策としては、もっとたくさんあると思いますが
『備えあれば憂い無し』
注意しておきたいものです。

水害に備える

2017年8月21日


真夏なのに青い空を見られた日が何日くらいあったのか?
きっと何日もなかったように思います
雨が降らなければ、曇りの連続
これだけスカッとした青空を待ち望んだのはないように思います

ところで、想定を超える豪雨が各地で発生していて
家づくりや街づくりにも変化が求められています

6月下旬からの梅雨前線や台風3号の影響で九州北部を中心に猛烈な雨が降りました
気象庁によると7月5日から6日にかけての降水量は
福岡県朝倉市朝倉で586mmと記録的な大雨でした
この豪雨は大きな水害を招き土石流も引き起こし土砂や流木が建物を襲い
福岡県だけでも家屋の被害は8月1日時点で981棟に上ったそうです

また、7月22日から23日にかけて秋田県で降り続いた記録的な大雨も
横手市などに大きな被害をもたらしました
横手では2日間で314.5mmの降水量
この影響で1800棟を上回る住宅に被害が生じました

ここ数年を振り返ってもほぼ毎年のように記録的豪雨が水害を招いており
もはや水害は地震や火災と同様に家づくりの際に備えが要る災害に変化してきています

地盤が崩れて土石流や流木を伴うような大規模な水害に対しては
土木事業による対応が不可欠で、建物側での対応は難しい
しかし、下水処理能力を超えた集中豪雨で水が溢れる内水氾濫や
徐々に水位が上昇する河川氾濫などの水害への対応は少し違います
・・・と専門分野の芝浦工大の中村教授は指摘します

その水害対策の1つが基礎高を上げて床の高さを上げる方法です
床高を上げた場合に水害被害額をどの程度低減できるかをシュミレーションしたら
10年から1000年に1度の確率までの降水量9パターンを用意し
それぞれ対策なし、基礎高0.5m増、1m増の3パターン・・・
計27パターンの年間被害額を推定
その結果、ある地区では床高を上げた場合の年間被害額期待値が93%減少したそうです

今後考慮していきたいところです
(一部、日経ホームビルダーより)

火災警報器

2017年8月15日


夏休みなのに連日の雨でうんざりします
今日、計画していた登山も中止してお墓参りに変更したり
野菜づくりの本を見たりしてお盆休みを過ごしました
天気予報だとあと一週間程この天気が続きそうで日照不足が心配です

ところで、2006年に消防法が改正され新築、既存住宅を問わず
全ての住宅に火災警報器の設置が義務付けられました
電池式が大半でその電池が寿命を迎え始めています

火災警報器設置のピークは2008年で
電池切れがこれから一気に増えて、その数2240万台になるそうです

NHKが行った調査によると火災警報器が設置されていても電池が切れるなどして
適切に作動せずに発生した火災は、過去5年間で600件余りに上ると言います
電池切れや故障の際はアラームが知らせてくれるが
お客様にはこの音が何の音なのか分からないそうで、実際消防署へは
「警報器から音が鳴っている」との問い合わせが増えているという

適切に機能させるには維持管理が不可欠です
電池寿命を迎える今、パナソニックなどのメーカーも電池交換や機器交換を呼びかけています
私も今年の6月に火災警報器の点検を完了しました
火災などの人災は防げるので、対策を講じておきたいものです

進化するトイレ

2017年8月5日


今年は迷走台風の影響で天気がスッキリしない日が続いていますね
この辺りは梅雨に降水量が少なかったので水源地には水が溜まったのではないかと思います

ところで、丁寧にトイレを掃除しているはずなのに
いつの間にかこびりついてしまう汚れや気になる臭い...
暑い季節は特に気になります

そんなトイレの2大ストレス...汚れと臭いから解放されて
スッキリ爽やかに過ごしたいものです

そこで、トイレリフォームの提案を少し紹介します

1)掃除をしているのに、なぜ汚れと臭いが消えないの?
例えば、小用時に飛び散った「尿はね」
これらの汚れや菌が便器の奥やフチ裏などに残っていると
黄ばみや輪じみといった汚れに変化してしまいます
この汚れを菌が分解することでトイレ空間にこもる嫌な臭いが発生します
特に夏は菌の繁殖が活発化し臭いがきつくなりがちです
トイレブラシといった掃除用具も使用後そのままにしておくと
菌が繁殖し臭いの原因となります

2)隅々までお掃除楽楽なトイレってあるの?
汚れや臭いの最大の発生源がトイレのフチ裏!!!
今時のトイレはこのフチ裏をなくすことでトイレの奥までグルッと一拭きでき
お掃除がグンと楽になりました
さらにサイドのレバーを回すと温水洗浄便座の前方が持ち上がり
便器とウォシュレットの隙間を綺麗に拭くことが出来ます

3)トイレが...お掃除を手伝ってくれたらいいのに!
近頃のトイレは賢く進化
様々な自動機能で掃除をサポートしてくれます
例えば、使用後を8時間使用しない時は「きれい除菌水」のミストを自動で吹きかけ
見えない汚れや菌まで分解、除菌するタイプもあります
トイレ自身が綺麗を守ってくれます

現在、その他にも多機能な製品はたくさん出てきています
お気軽にご相談ください

地域型住宅グリーン化事業

2017年7月31日


昨日迄の天気とはうって変わって、夏らしい青空が戻ってきました。
私たちも何となく 心も夏休み気分になりがちです。
でも、お盆休み迄はあと10日程、
踏ん張り所ですね!

ところで、
今年も地域型住宅グリーン化事業が始動しました。

国土交通省は、地域の木材関連事業者、流通事業者、建築士事務所、中小工務店などが
グループで取り組む省エネ性能に優れた木造住宅の整備を支援するのが狙いです。

補助対象は、木造新築の長期優良住宅、認定低炭素住宅、
性能向上計画認定住宅、高度省エネ型住宅などです。
高度省エネ型住宅は、改修も対象となります。

採択されたグループには、一戸当たり最大で165万円の補助金が支給されます。

前年度からの大きな変更点は、高度省エネ型の外皮性能が
従来の省エネ基準から、ネットエネルギーハウス(ZEH)の外皮強化基準に改められたことです。

建築物省エネルギー性能表示(BELS)を取得した企業のうち
特定条件を満たす施工事業者を「BELS工務店」とし、
その構成割合が高いグループに補助金を優先配分するということです。

また外皮性能向上を誘導する観点から
「ランクアップ外皮平均熱貫流率」を達成する住宅の割合が高いグループにも
優先配分するそうです

採択結果は8月下旬に公表予定だそうです。
私も楽しみにしています。

長期不在時の備え

2017年7月22日


雷雨と共に梅雨明けしたと思ったら連日の猛暑です
今年の夏の乗り切りは例年より少しきつそうです
無理をしないで水分補給を忘れずに、暴飲暴食に気をつけたいと思っています

ところで、今年の夏休みはどこに出掛けようか・・・
家族旅行の計画を建てているご家庭も多いのではないでしょうか
旅行の計画と一緒に長期不在時の心得をピックアップしてみました

旅行先で「鍵はちゃんと掛けたかな」と不安になった経験はありませんか?
出掛ける直前に確認すると漏れが発生する確率がアップ!
チェック事項をあらかじめ書き出しておきましょう

窓の施錠
リビング2箇所、子供部屋2箇所、台所2箇所、寝室2箇所、トイレ、お風呂、廊下など
具体的に書き出しておくと便利です

ガスの元栓、主電源のチェック
冷暖房の電源OFFチェック、必要最低限の家電を除き
外出時には外す癖を!

部屋の電気が灯っているのは防犯上有効で、タイマーを活用!

コンセントを外しておくと節電になるだけでなく
「不在時の火災リスク低減」や 
最近増加している 「雷になる電子機器の故障防止」にも有効です

それから、外から見て
「あの家しばらく不在だな」と分かってしまうことは
当然、防犯上良いことではありません
ちょっとした手続きで防犯リスクは低減出来ます
郵便局へ不在届を出す。新聞は出発前日から止める。宅配便の再配達はメールで。

郵便局の不在届の手順として
郵便局へ行き。書類に必要事項を記入し、不在届に郵便物を保留する期間を記入。
窓口で本人確認できる証明書(運転免許証、保険証など)を提示し
不在届を提出する旨を伝える
保管期間は最長30日間です。配達は期限の翌日に全て配達されます。

とにかく、安心して外出したいですね!

断熱改修

2017年7月17日


連日の猛暑日です
元気なのは、子どもと雑草なのかな?
と思わせるほど、畑に行くと、雑草の育つ早さには驚きます。
今月初めに除草したばかりなのに 30cm~60cmの背丈になっています
昨日は登山に行く予定を中止して、畑と庭の草取りに時間を費やしました。

ところで、昨今一般化しつつあるリフォーム分野が、断熱改修です。

一番のおすすめは、床の断熱工事です。
築30~40年の住宅では、壁は断熱していても、床は無断熱のことがよくあります。
床は足裏など体に接する部位なので、
断熱改修の体感効果は大きい。
断熱改修の際に 壁の気流止め施工もできるので
壁の断熱効果も高まります。

二番目は窓です。
ガラス交換や内窓、サッシごと交換する手法など、改修メニューも豊富で
効果もすぐ体感でき、費用対効果も高いです。

天井は夏場の暑さ対策として、非常に有効です。
押入の天井から屋根裏に入れる可能性が大きいので
施工は短期間で終了することが多いのでおすすめです。

壁の断熱に関しては、非破壊の工法に決め手がない。
断熱パネルを内貼りにする製品もありますが
パネル目地が意匠上嫌われるようです。
厚みを抑えるため、断熱性能に限界があるのも課題です。
壁断熱にする場合は、破壊構法で他のリフォームと一緒にするのが良いと思います

シックハウス症候群

2017年7月8日


梅雨明けを思わせる連日の暑さ
関東地方は雨が少なくて水不足が気になります

さて、今日はシックハウスについて書いてみます
10年以上前に問題になって、最近忘れてしまっている言葉です

新築やリフォーム後など頭痛やめまい、吐き気、喉の痛み
目がチカチカするなどの症状が出ることがありました
これらの症状は「シックハウス症候群」と呼ばれ
建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどの
揮発性有機化合物(VOC)が主な原因の一つで
ライフスタイルの変化に伴う換気不足も影響があります

シックハウス対策として、日常の注意点は
1、新しい家具やカーテン、カーペットなどにもVOCを発散するものがあるので注意が必要
2、家具や床に塗るワックス類などにも発散するものがあります
3、防虫剤、芳香剤、消臭剤、化粧品、香水、整髪料なども発散するものがあります
4、新築当初やリフォーム直後は特に換気や通風に気を付けます
5、気温が高くなる夏は化学物質の発散が増えるので窓を閉め切らないようにしましょう
6、窓を開けて換気する際には一度に複数の窓を開けて空気の循環を良くします
7、24時間換気システムの場合スイッチは常時ONにします
8、24時間換気システムは取り扱い説明書に従い定期的にフィルターの掃除をします

健康、安全に暮らすために
住宅内に発散した化学物質の影響によってさまざまな健康被害を起こすシックハウス
正しい対策を行って健康に暮らしていきましょう

宇宙エレベーター

2017年7月2日


梅雨空が続いています
降水量が少なく、今後が気になります
先週の天気予報に一週間近く振り回されました
外構工事の最後の土間コンクリートを打設するのに
天気予報では水曜日以降は雨マークだったのですが
金曜日を除いて全て雨が降りませんでした
明日の天気は晴れマークで降水確率10%だそうです
無事、玄関のアプローチの土間コンクリート仕上げを終わらせたいものです

ところで、内閣府は5月「宇宙産業ビジョン2030」を発表
国内宇宙産業の市場規模を2倍に拡大する方針を示した
「宇宙エレベーター」や「小惑星から吊るタワー」など
新時代に備えた建築の構想が熱を帯びています

宇宙開拓時代の扉が開きつつある
月や小惑星で採掘した資源を地球に運ぶ日常はそれほど遠い未来ではないかもしれません
大量の資源をどのように地上に届けるのか
運搬用ロケットが開発されても発着が頻繁では採算が合わないし・・・

その解決策として大林組が構想する技術が宇宙エレベーター
宇宙から長さ約10万kmのケーブルを地上に垂らし
「クライマー」と呼ばれる車両が昇降する人類最大の建築物になります

現在の市場規模は1.2兆円ですが
内閣府などは今年初めて宇宙ビジネスのアイデアを募集するコンテストを開催します
大林組は選出されたアイデアの事業化を後押しする民間企業の1社として期待されています
試算では総工費10兆円
可能ならば2030年ごろから着工し完成まで20年ほどかかる予想のため
2050年過ぎとなる構想だと説明する
(日経アーキテクチュアより)

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